【オススメ書籍紹介】
道徳参考になる一冊
価格:2090円 |
目次
道徳の授業作りのポイントが知りたい・・・
道徳の授業作りの仕組みがわからない
道徳の授業をレベルアップさせたい
いつも終末でおちないまま終わってしまう。
教材研究のポイントが知りたい
どんなことに気をつけて発問をすればいいの?
でも、どう教えればいいの?
こんな疑問をお持ちの先生は、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
私も道徳の授業を考える際、上記のようなことを思い、悩んでいました。そんな時に、出会ったのがこの本でした。
この本が答えを教えてくれる!
どんな本なの?
○道徳授業の型を図解で解説
→道徳の授業作りの仕組みがわかる
○道徳の型について複数パターン紹介してくれる本
○道徳の授業作りについて1から解説してくれる本
○板書や発問などの「型」についてわかる
→板書の型は、8パターン紹介
この本のオススメポイント!!
☆項目ごとの教材分析方法がわかる
→例えば、Aの項目は、「葛藤」から探す
→葛藤の種類について・葛藤の中身を考える
→どうやって葛藤を乗り越えたか考える
→内容項目に迫る中心発問にもっていく
☆中心発問の設定の仕方、考え方がわかる。
☆授業の流れは、パーツの組み合わせでできるという考えのもと、ページ構成が区枠されている。→詳しく知りたい部分だけ読める。
☆学習指導要領のタブレット活用を進めている
独自考察・感想
○最初、タイトルが胡散臭と思ったが、内容がしっかりしている!
○「そうだったんだ!」や「初めて知った」の気付きに溢れている!
○全教師に読んで欲しい!
○教材研究の手順がわかりやすい。内容も優しさに溢れていてしっかりわかる。
○本書後半では、筆者の実際の授業づくりの様子〜実施〜反省までがまとめられており、とても参考になる。
○解説も簡潔に要点を絞って書かれている。
印象深いフレーズ
知識は知っているだけでは、「生きた知識」とは言えません。まずは、やってみる。そして、自分にとって合うのか、あるいはクラスの実態に合っていたのかなどを考えてみる。そうして、試行錯誤していくことで自分の中で「生きた知識」となります。
・著者が、後書きで記載しているフレーズ。
失敗を繰り返しながら、道徳の授業研究を重ねてきた著者の知識に関する考えがわかるフレーズです。
授業は最初から完璧を目指してしまうと、次第に無理が生じてきますよね。様々な視点からの試行錯誤が必要だと改めて感じました。
他にも・・こんな人にオススメ
ただ読むだけではダメ! Yome美の補足テクニック
①まず読む。
→一先ず情報を得ましょう。
②該当する領域のねらいに迫りながら、教材研究を行っていく。
→児童の実態とねらいに迫れるよう、事前準備をしていくことが大切です。
③本書をヒントに自分で発問をつくってみる。
→柱立てをしっかりと決めることが重要になります。
④反応を見て、授業の中のどこで使えばよいか(前段・中段・後段)やタイミングを吟味
→実際にやっていく中で感覚を身につけていきましょう。
③アウトプットをする。(授業中や職員室で)
→具体的に実践として取り入れていくことで、自分のものにしましょう。
※これ実は多くの人ができないこと!
⑤同僚に広める。
→自分がためになった情報は、近くの仲間と共有をすると良いでしょう。
→共感できる同士が増えるだけで、仕事が楽しくなります。
【注意!】仕事に無理せず取り入れる。
→トライアンドエラーの繰り返しをすることでそれが当たり前になるように変えていくこと。
→同僚などと、実践を積み重ねていけると良いですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回紹介した森岡健太 著「おもしろすぎて授業したくなる道徳図解」は、
道徳の授業作りについて詳しく知りたいと考えている先生を助けてくれること間違いなしの本になっています。
コメント