【オススメ書籍紹介!】
これぞ「個別最適」実現の秘訣!
個別最適な学び×協働的な学びを実現する学級経営 [ 赤坂 真二 ] 価格:2860円 |
目次
「個別最適な学び」と「協働的な学び」についての研究。先生方が、本腰を入れにくいのは・・・なぜ?
こんにちは。Yome美です。
今回は、個別最適な学びと協働的な学びをテーマにした本の紹介となります。参考になれば幸いです。
個別最適な学びと協働的な学びについて詳しく実践していきたい。
知識不足で疑問やわからないことが多い。
よりわかりやすく教えてほしい。
学級経営で取り入れていくにはどうしたらいいか知りたい。
「令和の日本型学校教育」(答申)では、これからの目指す教育の姿について、「すべての子どもたちの可能性を引き出す、個別最適な学びと協働的な学び」と表現しました。
本屋の教育書コーナーの前を通ると、「個別最適な学び」や「協働的な学び」についてのポップを見ることも多々あるのではないでしょうか。
そして、いざ職場で教材研究をする際に、「自分は果たしてできているのだろうか。」「できていない。」「もっと知識を得て取り入れていかなくてはいかないのに・・・。」などと、なんとも言えない不安や罪悪感にさいなまれることないでしょうか?
もう、誰もがわかりきっていることではあると思いますが、「個別最適な学び」と「協働的な学び」を重視した教育実践をしていくことは、将来を切り拓いていく子どもたちにとって最重要と言えるでしょう。
また、そのために、教員一人ひとりが資質や授業力を高めていくことが現役教員の課題となっています。
しかし、「実際に教師自身が受けてきた教育ではないから」や「全く新しいことを取り入れていかなくてはいけない」などの不安から、勝手に手の届きにくいものとしている節があるようです。
でも、安心してください。
今まで数ある先生方が積み上げてきた実践を紐解いていくと「個別最適な学び」や「協働的な学び」に通じるものがたくさんあることに気づいたんです。
ぜひ、最後まで読んでいただきたいです。
あなたのヒントになること間違いなしです。
この本がヒントを教えてくれる!
そんなあなたに、オススメの本がこちらです。
個別最適な学び×協働的な学びを実現する学級経営 [ 赤坂 真二 ] 価格:2860円 |
タイトル:個別最適な学び×協働的な学びを実現する学級経営
編著:赤坂真ニ
出版社:明治図書
どんな本なの?
○個別最適な学びと協働的な学びの実践について紹介する本。
○個別最適な学びと協働的な学びは、もうすでに方法として実践されているという視点から筆者が8人の教員にインタビューし、それを編集する形式で紹介する内容。
○これからの授業実践や学級経営に大切な示唆を与えてくれる本。
○筆者と各先生のインタビューのやりとりを会話形式で読むことができる本。
この本のオススメポイント!!
⭐︎8人の先生との会話形式が読みやすい(堅苦しくない)。
☆現在の教育現場の実状に合わせた視点なので考察しやすい。
☆それぞれの用語の捉え方をわかりやすく解説している。
☆内容や構成がわかりやすいものになっている。
独自考察・感想
○学級経営での実践を取り組んできた先生方の考え方がとてもためになる内容になっている。
○個別最適や協働的と聞いて身構えていた部分があったが、子どもへの見方・考え方をどうシフトチェンジしていくかで、いくらでも答えを見出すことができるとわかる良書。
印象深いフレーズ
変化の時代の波に教育も洗われています。したがって、いろいろな新しい言葉が降ってきます。GIGAスクール構想や教育デジタル・トランスフォーメーション(DX)などは、その象徴的なものかもしれません。
ICT機器については新しい道具ですので、確かに今までなかったものと言えます。しかし、全てがそうではないのです。こと授業、指導、学習については、学校教育がこれまでずっとやってきたことなのです。
・筆者は、上記の通り、既存の授業で取り組んできたことの中にヒントは隠されていることを訴えています。全くの0から作り出すものではなく、現場におけるグッドプラクティスとして捉え、それに向けてアプローチをかけていくことが大切だと考えさせられました。
・次々と出てくる教育関係の新ワードに対して、その内容を懐疑的にみてハードルを高く設定しすぎないことは、私にとって盲点でそれだけでとても納得でした。
他にも・・こんな人にオススメ
ただ読むだけではダメ! Yome美の補足テクニック
①まず読む。
→手元に置いてみると、本書の魅力に気がつきます。
②学年にあった単元の運動を積極的に使っていく。
→授業の中で取り入れていきましょう。
③フィードバックをする。
→活動中の子どもの様子や行動を観察する。
④同僚に広める。
→自分がためになった情報は、近くの仲間と共有をすると良いでしょう。
→共感できる同士が増えるだけで、仕事が楽しくなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回紹介した 赤坂真ニ 著「個別最適な学び×協働的な学びを実現する学級経営」は、個別最適な学びと協働的な学びについて詳しく実践していきたい!と考えている先生を助けてくれること間違いなしの本になっています。
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