【オススメ書籍紹介!】
こんな体育指導書欲しかった!
体育が苦手な教師でも必ずうまくいく! マット・鉄棒・跳び箱指導の教科書 [ 三好 真史 ] 価格:2200円 |
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鉄棒や跳び箱の補助の仕方がわからない・・・
子どもの大好きな教科上位に君臨する教科「体育」。その人気は、全学年共通と言っても過言はないでしょう。一方、運動が得意な子と不得意な子の差が出やすい欠点も持ち合わせています。
体育には、マット、鉄棒、跳び箱にゴール型、ネット型・・・様々ありますが、今回特に取り上げたいのは、器械運動です。
器械運動系単元(マット、鉄棒、跳び箱)の指導は、技が多岐に渡るし、授業準備が大変で指導法そのものも難しいと考えている先生が多いのではないでしょうか。
私のこの本と出会うまでは、そう思っていました。
この本が答えを教えてくれる!
そんな時に、出会ったのがこの本です。
体育が苦手な教師でも必ずうまくいく! マット・鉄棒・跳び箱指導の教科書 [ 三好 真史 ] 価格:2200円 |
タイトル:「マット鉄棒跳び箱指導の教科書」
著者:三好信史
出版社:学陽書房
どんな本?
○器械運動の全学年分の指導法がわかる!
○補助の仕方や、つまづいている子へのアドバイスを徹底解説!
○体育苦手な教師でも必ずうまくいくポイントとステップを紹介してくれる!
○器械運動で大切にしたい考え方が抑えられる
○体育の効率的な場作りがわかりやすい!
この本のオススメポイント!!
☆第一線で活躍されている先生が執筆されている
→だから・・説得力ある。
☆何のために器械運動を学ぶのか理論についての考え方もわかりやすい!
☆小学校器械運動単元で取り扱う全ての技の動きがイラストでわかる。
☆正しい体育のワークシートの作り方がわかる。
☆基本技から発展技までイラストつきでわかりやすい。
☆できない子のパターンと、それに対する補助やアドバイスがわかりやすい。
☆教員の不安を解消することを前提に構成された内容。
独自考察・感想
○「今日から取り入れたい」が多い!→読むとすぐに実践したくなる!
○全教師に読んで欲しい!教材研究の強い味方になります!
○跳び箱のホウキ理論の考察に納得。
○理論、場づくり、授業の流れ、準備物、技掲示、ワークシート、苦手な子へのフォロー、発問の仕方、評価の仕方全てをこの一冊で網羅している凄さに驚愕!
○持っているだけで、器械運動の指導に自信がもてること間違いなし!
印象深いフレーズ
「できる喜び」に辿り着くまでの家庭において、様々な学習ができるのです。
・コラムの中に書かれてあった言葉。
・非日常の体の動きを習得することを目標に据えている「器械運動」。確かに、大人になっても跳び箱やマットに取り組んでいて、頻繁にあの動きをする人は多くないですよね。この文は、日常で使わない動きを何のために取り扱って、学習とするのかについて筆者が結論づけた一文です。
・他の教科と違い、かつ体育の他の運動(ボールやネット型等)とも違う学習をするのには、しっかりとした理由がありました。技ができるまでの過程や「できた喜び」は、他に変えられない学びの機会になるのです。この考えには、納得せざるを得ません。
・しっかり教材研究をすることで、運動の得意な子どもを増やしていけるそう思えた次第です。
他にも・・こんな人にオススメ
ただ読むだけではダメ! Yome美の補足テクニック
①まず読む。
→一先ず情報を得ましょう。内容をしっかり捉えましょう。
②直近の器械運動単元授業に導入してみる。
→どう導入するか、しないといけない準備や子どもへの働きかけをチェックしましょう。
→体育は、単元丸ごと教材研究を始める前にしないと破綻します。授業の全体像を把握しましょう。
→全ての準備を完璧にしないようにしてください。辛くなってしまいます。
③仕事に無理せず取り入れる。
→無理せず自分の仕事スタイルに合わせられる物だけ取り入れて行きましょう。
→そのためには、熟読して理解や準備を徹底してから行うことが秘訣になります。
④フィードバックをする。
→今までなかったことをしています。振り返りを必ず行なって、何が成功したか、失敗だったか吟味をしましょう。※これ実は多くの人がやらないこと!
⑤同僚に広める。
→自分がためになった情報は、近くの仲間と共有をすると良いでしょう。
→共感できる同士が増えるだけで、仕事が楽しくなります。
【注意!】仕事に無理せず取り入れる。
→無理せず自分の仕事スタイルに合わせられる物だけ取り入れて行きましょう。
※いきなり欲張ると、挫折しやすいから注意だよ!
※無理をしないことが大切!最初は、一つだけでもエライよ!
まとめ
今回紹介した 三好信史 著「マット鉄棒跳び箱指導の教科書」は、
器械運動で躓いている子へ的確なアドバイスをしたいと考えている先生を助けてくれること間違いなしの本になっています。
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