【オススメ書籍紹介!】
今、クラス会議がすごい!!
いま「クラス会議」がすごい! 子どもが自分たちでクラスを変えていく! [ 赤坂真二 ] 価格:1980円 |
目次
クラス会議 聞いたことあるけれど、どうやるの?
学級会やってはいるけれど、なんかパッとしないで終わってしまう。
子ども達の話し合いって、滞った時になんと声をかけたらいいのだろう?
自分たちで問題を解決できるクラスにしたいのに・・
合意形成が必要な場面で成長をさせたいけれど・・・
クラス会議、興味があるけれどよくわからない。
クラス会議 聞いたことあるけれど、どうやればいいんだろう。
特別活動の疑問って誰しも考えるものですよね。特に、合意形成を図る学級会の場は、会議当日までにたくさんの準備があり、大変ですよね。司会グループの役割分担や話し合いの流れ確認など、休み時間を削って準備に勤しむ先生は、たくさんいるのではないでしょうか?
お恥ずかしながら実は私もそうでした。そんな時に、出会ったのは「クラス会議」でした。
この本が答えを教えてくれる!
そんな時私を助けてくれたのがこちらの本です。
いま「クラス会議」がすごい! 子どもが自分たちでクラスを変えていく! [ 赤坂真二 ] 価格:1980円 |
タイトル:いま「クラス会議」がすごい
著者:赤坂真ニ
出版社:学陽書房
どんな本なの?
○クラス会議についてわかる。
⇨どういったものなのか。
○クラス会議のやり方がわかる。
→準備や導入、流れ、介入の仕方について。
○クラス会議でクラスがどう変わるかわかる。
○クラス会議をやって困った時の解決方法がわかる。
○クラス会議を実践した先生のコメントが知れる。
この本のオススメポイント!!
☆章の中で、構成が丁寧にまとまっており、実行するまでのロードマップが明確
☆クラス会議(子ども同士の話し合い)の重要性がわかる
☆流れの解説が、イラストで見やすい
→場の雰囲気が想像しやすい
☆教師の困りポイントを抑えて教えてくれる。
☆授業でどう発問に繋げるかのヒント多数あり!
独自考察・感想
○「そうだったんだ!」や「初めて知った」の気付きに溢れている!
○全教師に読んで欲しい!!
○イラスト入りで手に取りやすい。
○気軽に読める。内容も優しさに溢れていてしっかりわかる。
○授業をやる上で疑問に思うことに対して幅広くカバーしてくれる。
○解説も簡潔に要点を絞って書かれている。
⬇️注意点⬇️
○クラス会議は、一般的な学級会とは、異なる話し合いの方法になります。1年間通してクラス会議だけを行なってしまうと以下のようなデメリットも生じてしまいます。
→次年度の先生が担任をした時に、学級会のやり方がわからない子が出てくる。
→クラス会議で話し合いをしたい児童が増える。
→学級会が流れないことに前担任を批判する教員が出てくる。
※上記のデメリットを解決する方法を「補足テクニック」で解説しています。⬇️
印象深いフレーズ
「しかし、クラス会議が私に教えてくれたのは、「クラスは子どもたちとつくるものだ」ということです。」
・著者が、冒頭で記載しているフレーズ。
・本書では、クラス会議の本質について詳しく述べています。子どもの主体性や生き生きとした学級経営を行うには、担任の介入なしに自分たちで問題解決ができる環境が必要不可欠になります。
・どんな活動にも先生主体になりがちな小学校現場では、このフレーズを胸に学級経営を行っていきたいと思った次第です。
他にも・・こんな人にオススメ
ただ読むだけではダメ! Yome美の補足テクニック
①まず読む。
→一先ず情報を得ましょう。
②今必要な情報や取り入れたいポイントをチェック。
→実践していける内容をチェックしましょう。
③アウトプットをする。(クラス会議を実践してみましょう。)
→今までなかったことをしています。アウトプットを必ず行なって、やり方を自分のものにしましょう。※これ実は多くの人がやらないこと
※yomemiの経験則ですが、実践をする際には、1年間を前半後半に分けて、計画するのがおすすめです。前半では、クラス会議を行います。後半では、一般的な学級会を行います。そうすることで、合意形成のよさを伸ばしつつ、次年度に向けて学級会の経験を積ませることができます。上記で述べたデメリットを解消する方法ではないかと考えています。ゼひ、参考にしてみてください。
④同僚に広める。
→自分がためになった情報は、近くの仲間と共有をすると良いでしょう。
→共感できる同士が増えるだけで、仕事が楽しくなります。
【注意!】仕事に無理せず取り入れる。
→無理せず自分の仕事スタイルに合わせられる物だけ取り入れて行きましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回紹介した大橋功 編集「今「クラス会議」がすごい」は、
クラス会議、興味があるけれどよくわからない。と考えている先生を助けてくれること間違いなしの本になっています。
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