校内で話して終わるのはもったいない理由ー共有は「残して」こそ活きるー

教員のための発信とブログ
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【校内で話して終わるのはもったいない理由】

よくあること


放課後、職員室でこんな会話が生まれます。

「この前の授業、こうしたらうまくいったんですよ」
「それいいですね、今度やってみます」

教員の現場には、こうした実践の共有が日常的にあります。
とても大切で、価値のある時間です。

でも同時に、こうも思います。

その話、明日には消えてしまう。

校内共有は「その場限り」になりやすい


職員室での会話は流れていきます。
次の日には別の話題が生まれます。

・誰が聞いていたか覚えていない
・後から振り返ることができない
・他学年には届かない

つまり、価値はあるのに残らないのです。

実践が消えていく最大の理由は、
共有が足りないからではありません。
記録が残らないからです。

同じ話を何度もしていないか


教員は経験年数が増えるほど、同じ話を繰り返します。

・この単元はここでつまずく
・この活動は時間が足りなくなる
・この順番がうまくいく

気づけば、毎年同じことを話しています。

これは悪いことではありません。
むしろ経験が積み重なっている証拠です。

でも同時に、こう言えます。

記録があれば一度で済む話を、毎年繰り返している。

書くことで共有の範囲が変わる


職員室の会話は、
その場にいる人にしか届きません。

でも文章にすると、届く範囲が一気に広がります。

・同じ学校の別学年
・次年度の自分
・他校の先生

共有が「時間」と「場所」を越えます。

これは発信の大きな価値です。

校内共有と発信は役割が違う


ここで大切なのは、どちらが良いかではありません。

校内共有は即時性があります。
発信は蓄積性があります。

会話は、今役立つ。
文章は、後からも役立つ。

役割が違うだけです。

そして両方そろったとき、
実践はより活かされます。

未来の自分がいちばん助かる


文章として残しておくと、
一番助かるのは未来の自分です。

一年後、同じ単元の前で思います。

「去年どうやったんだっけ?」

そのとき、記事があれば迷いが減ります。

・ここで時間が足りなくなった
・この順番で理解が進んだ
・この発問が効果的だった

職員室の会話は思い出せません。
でも文章は残ります。

実践は、残してこそ共有になる


共有したつもりでも、
残っていなければ再利用できません。

・振り返れない
・引用できない
・広がらない

つまり、共有が一度きりで終わります。

文章にした瞬間、
実践は再利用できる共有になります。

小さな記録が、大きな差になる


発信というと大げさに感じるかもしれません。
でも、やることはシンプルです。

職員室で話したことを、
そのまま文章にする。

それだけです。

すでに話せていることは、書けます。

mottainai


校内で話して終わる実践は、
価値がないわけではありません。

むしろ価値があります。

だからこそ、もったいない。

言葉にして残した瞬間、
その実践は「その日限り」ではなくなります。

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