【読者は何を知りたいのかを考える】
分からない
教員ブログを書いていると、あるタイミングで必ずぶつかる問いがあります。
「これ、誰の役に立つんだろう?」
書きたいことはある。
でも、読者が求めているものが分からない。
すると手が止まります。
今回は、教員ブログにおける
「読者は何を知りたいのか」問題 を整理します。
多くの記事が読まれない理由
まず前提として、ブログが読まれない理由はシンプルです。
読者の問いに答えていないから。
書き手は「書きたいこと」を書きます。
読者は「知りたいこと」を探します。
このズレが起きると、記事は読まれません。
そしてこのズレは、意外なところから生まれます。
書き手は「出来事」を書きたくなる
教員が記事を書くとき、自然とこうなります。
・こんな授業をしました
・こんな活動をしました
・子どもたちはこう反応しました
つまり、出来事中心の記事 になります。
しかし読者が知りたいのは、出来事そのものではありません。
読者が知りたいのは、もっと実務的なことです。す。
読者が本当に知りたいこと
教員ブログの読者が知りたいのは、大きく分けてこの3つです。
① なぜその実践をしたのか
背景・課題・悩み
読者は、まずここを探しています。
・自分と同じ悩みか
・自分の学級でも起きている問題か
ここが一致しないと、続きを読む理由がなくなります。
つまり読者は最初に、
「自分ごとになるか」を判断している のです。
② 自分でもできるのか
再現性・条件・制約
ここが最重要ポイントです。
読者の頭の中では、常にこう考えています。
・時間はどれくらい?
・準備は大変?
・学年は?
・人数は?
・ICTは必要?
つまり読者は、記事を読みながらずっと
「これ、私の教室でできる?」
と問い続けています。
この問いに答えない記事は、途中で離脱されます。
③ 何が変わったのか
結果・変化・気付き
最後に読者が知りたいのはここです。
・子どもはどう変わったのか
・授業はどう変わったのか
・自分の考えはどう変わったのか
ここがないと、記事は「活動紹介」で終わります。
読者は活動ではなく、変化を知りたいのです。
重要な視点:読者は「方法」を探している
ここまでをまとめると、読者の関心はこうなります。
読者が知りたいのは
出来事ではなく、方法です。
・どう考えたのか
・どう判断したのか
・どう改善したのか
つまり読者は、
あなたの思考プロセス
を読みたいのです。
読まれる記事の構造
読者の視点で記事を並べ替えると、構造はこうなります。
① どんな課題があったのか
② なぜその方法を選んだのか
③ 実際にどうやったのか
④ 何が起きたのか
⑤ 次にどう考えているのか
この順番になるだけで、記事は一気に読まれやすくなります。
なぜならこの構造は、読者の頭の中の問いの順番と同じだからです。
「書きたいこと」から「知りたいこと」へ
ブログを書くとき、意識したいことは一つです。
書き始める前に、こう問いかけてみてください。
読者は、この記事を開いた瞬間に何を知りたい?
・悩み?
・具体例?
・手順?
・考え方?
この問いを立てるだけで、記事の方向は大きく変わります。
発信は「読者の問い」に答える営み
教員ブログは、自己表現ではありません。
授業研究の延長です。
授業が子どもの問いから始まるように、
発信も読者の問いから始まります。
読者の問いに答える記事は、自然と読まれます。
そして、自然と続けられるようになります。
書く前に一度立ち止まり、こう考えてみてください。
読者は、いま何を知りたいのだろうか。
その問いから、記事は始まります。
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