「一斉指導か個別か」で悩まなくなった理由ー一斉か個別か問題、終わりました。ー

現場で進める教育DX
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悩み→不安


以前の私は、授業づくりのたびに悩んでいました。

一斉指導で進めるべきか。
個別に進めさせるべきか。

どちらが正しいのか分からず、毎回迷う。
そして、どちらかを選んだあとに不安になる。

・一斉だと遅い子が心配
・個別だと全体がまとまらない

この悩みは長い間続きました。

でも今は、ほとんど悩みません。
教育DXに取り組む中で、考え方が変わったからです。

以前の前提:「どちらかを選ぶもの」


授業は長い間、二択で語られてきました。

  • 一斉指導
  • 個別学習

どちらを重視するか。
どちらが良い授業か。

でも実際の教室は、そんなに単純ではありません。

理解の早さも、興味も、得意も違う。
同じ進み方をさせる方が難しい。

それでも私は
どちらかを選ばなければいけないと思っていました。

転機 悩みが消えた瞬間


考え方が変わったきっかけは、ICT活用でした。

端末やクラウドを使い始めたとき、あることに気づきます。

授業の中で、自然に
一斉と個別が混ざっている。

・説明は一斉
・練習は個別
・共有は全体
・振り返りは個別

気づいた瞬間、肩の力が抜けました。

悩む必要がなかったのです。

授業はもともと「混ざっている」


よく考えれば当たり前でした。

授業はずっと、こんな流れです。

  1. 全体で説明
  2. 個人で考える
  3. 共有する
  4. 全体でまとめる

一斉と個別は対立ではなく、
役割が違うだけでした。

ICTで見えやすくなっただけ


教育DXで起きた変化は、
授業が別物になったことではありません。

もともとあった流れが見えやすくなった。

  • 個別の考えが見える
  • 全体共有が早くなる
  • 進み具合が分かる

ICTは、授業の流れを滑らかにしました。

悩まなくなった理由


今は、こう考えています。

一斉か個別かではなく、
どの場面で何をするか。

・導入 → 一斉
・思考 → 個別
・共有 → 全体
・振り返り → 個別

この整理だけで、迷いが消えました。

もちろん、

「1授業時間の中でどう入れ込むか」や、

「単元全体の中でどう折り混ぜるか」によって

導入(一斉)が、ほぼ0に近い場合もあります。

私の主観では、

高学年ほど手放す時間が多くなってくる(多くすることが可能になる)

と考えております。

個別最適と協働は対立しない


教育DXでよく聞く言葉。

  • 個別最適な学び
  • 協働的な学び

以前は別物に見えていました。
でも今は違います。

個別で考えたことを
全体で共有する。

これだけです。

おわりに


一斉か個別か。

長く悩んできた問いでした。

でも今は、こう思います。

それは選ぶものではなく、
組み合わせるものでした。

教育DXは、
新しい授業を作ったのではなく、
授業の見え方を変えてくれました。

悩みが消えた理由は、そこにあります。

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