快適な書斎づくりポイント
せっかく書斎をつくるのであれば、大きな失敗をせずに自分好みの快適な書斎がつくりたいですよね。この記事では、実際に書斎をつくる上で重視すべきポイントについてご紹介します。
1 使用目的
使用目的を明確にすることが書斎づくりの最重要ポイントになります。仕事場(ワークスペース)としてバリバリ仕事をするのか、アトリエとして作品を創作する場にするのか、趣味を楽しむ場にするのか、自分が「どのような書斎を完成形とするのか」ビジョンを明確にしましょう。
・仕事(PC作業)
PC作業を中心とした書斎にするのであれば、デスクの大きさを工夫する必要があります。PC周辺機器や書類を広げた時にゆとりをもって置ける広めのデスクがオススメとなります。メインアイテムを中心に据えて、書斎のレイアウトに取り組みましょう。
・アトリエ(工房、工作)
工房としての役割を中心とした書斎にするのであれば、創作活動に用いる道具を置けるラックや収納道具を工夫する必要があります。ストレスフリーで作業に没頭できるようにメインの作業台も、広めの天板を生かしたゆとりのあるものが良いですね。
・趣味
趣味を全面に押し出した趣味部屋としての書斎を目指すのであれば、デスク周りのアイテムにも気を配りたいですね。壁掛けラックや見せる収納を部屋のどこに配置するべきか考えてレイアウトを考えることも必要です。また、一般的な書斎としての活用方法を目的とする場合。読書や音楽鑑賞、映画鑑賞、写真・ビデオデータ整理など多くの作業を一つのデスクでこなすことも想定してインテリアとの調和を考えましょう。
・家族共有部屋として
家族が様々な目的で使用する書斎を目指す場合は、デスク周辺の棚や文房具置き場を工夫する必要があります。書類や文房具が散らばってしまうと快適に書斎を使用することができなくなってしまいます。共同スペースとして活用するのであれば、一人一人の所有する道具がきちんと整頓されている書斎をイメージしてレイアウトを考えましょう。
2 広さ
2つ目は、広さについてです。ここで要となるのが「書斎の快適な広さ」とは、①使用目的と②使用者の満足度に由来するという点です。①使用目的は、上記のポイントで明確化を図りましょう。②満足度は、あなたが必要と考える広さのストレスフリーな状態を指します。自分が書斎に置きたい物、書斎でどの様な活動をするのか、レイアウトを考えた時のバランスを十分視野に入れる必要があると言えるでしょう。
・個室タイプ
個室書斎として一般的な広さは4〜6畳とされています。ゆとりをもちたい方は、6〜8畳程度の広さが必要です。家の中で割り当てられた部屋を使う場合、満足する書斎を完成させるには、中心に添えるデスクの大きさと収納アイテムの選び方が重要となるでしょう。
・オープンタイプ
キッチンやリビング、ダイニングの片隅にデスクを設置して、家族が共有するスペースを有効活用した書斎のタイプがこれに該当します。家族の気配を意識しながら作業をすることができるのが大きな特徴と言えます。既存の空間にデスクと椅子だけを持ち込めば作ることができるのもよい点ですね。オープンタイプの場合、広さは半畳(0.5畳)からでも十分使用することができると言えます。しかし、より快適さを求めるのであれば3畳程度の広さは欲しいところですね。
・セミクローズタイプ
個室タイプと違うのは、仕切りはあるが扉がない点です。使用時はロールカーテンのような簡易的な仕切りで個室化させることができます。構成やライフスタイルに寄り添った使い方ができることから最近の建売住宅では、セミクローズタイプの書斎を組み込んだ設計が増えてきているようです。このタイプもオープンタイプと同様に、半畳(0.5畳)の広さから十分書斎としての役割を果たすことはできます。しかし、快適な広さを求めるのであれば、3畳程度は欲しいところですね。
3 レイアウト
3つ目は、書斎全体の雰囲気の要となるレイアウトです。書斎により一層快適さを求める場合、欠かさせないポイントとなります。下記の6つの項目は書斎のコンセプトに合わせて妥協しないで決めていくことを強くオススメします。
・壁紙やフロア
・間接照明の設置
・観葉植物
・デスクとイスの大きさ
・収納アイテム
・コンセントや空調
最後までご覧いただきありがとうございました。
コメント