【教室で実際に使っているICTツールまとめ】
子どもの考えを共有する授業で使えるツール
タブレット端末が教室に入ってから、
「子どもの考えをどう共有するか」は大きく変わりました。
以前は
・黒板に書く
・ノートを持ってきて発表する
という方法が中心でした。
しかし今は、ICTを使うことで
- 全員の考えを一瞬で集める
- 友達の考えを同時に見る
- 思考の変化を記録する
といったことが可能になっています。
この記事では、実際に私が教室で使っているICTツールの中から、
子どもの考えを共有する場面で役立つツールを紹介します。
授業づくりの参考になればうれしいです。
子どもの考えを共有するICTの使い方
まず前提として、
ICTは「使うこと」が目的ではありません。
大事なのは
子どもの思考が見えること
です。
そのためにICTは
- 考えを可視化する
- 他者の考えに触れる
- 思考を比較する
という場面で使っています。
では、実際の授業で使っているツールを紹介します。
教室で使っているICTツールまとめ
① Jamboard(意見共有)
まずよく使うのが
Googleのホワイトボードツールです。
できること
- 付箋で意見を書く
- 図を書く
- 友達の意見を見る
授業ではこんな使い方をしています。
例
国語「物語文」
問い
「主人公はなぜこの行動をしたのか」
子どもは
- 自分の考えを書く
- 友達の意見を見る
- 似ている考えを集める
こうして、考えを整理する活動につなげています。
ICTを使うと
「みんなの考えが見える黒板」
のような状態が作れます。
② Googleスライド(思考整理)
次に使うのがスライドです。
授業での使い方
- 1人1枚スライドを作る
- 自分の考えを書く
- 全員のスライドを共有する
すると
- 友達の考え
- 表現の違い
- 根拠の違い
が見えてきます。
特に
説明する学習
と相性が良いです。
例
算数
「この解き方を説明しよう」
子どもたちは
- 図を書く
- 式を書く
- 言葉で説明する
という形でまとめます。
③ Padlet(考えの一覧化)
個人的にかなり便利だと思っているのがPadletです。
特徴
- 掲示板のように投稿できる
- 画像も貼れる
- 思考が一覧で見える
授業では
- 読書感想
- 生活科の気づき
- 社会の考察
などで使います。
特に良いのは
全員の考えが同時に見えること
です。
これによって
- 似ている意見
- 違う視点
- 新しい発見
が自然に生まれます。
ICTを使うと授業が変わる理由
ICTを使うと、授業は次のように変わります。
① 全員参加になる
黒板発表だと
発表できる人数は限られます。
しかしICTなら
全員の考えを共有できます。
② 思考の比較ができる
- 同じ
- 違う
- 面白い
という視点で
友達の考えを読むことができます。
これは
協働的な学び
を作るうえでとても大きいです。
③ 授業の記録が残る
ICTの良さは
思考が保存されること
です。
あとで振り返ると
- 最初の考え
- 途中の変化
- 最終的な理解
が見えてきます。
これはノートだけでは難しい部分です。
教室でICTを使うときのポイント
ICTは便利ですが、
使い方を間違えると逆効果になることもあります。
私が意識しているのは次の3つです。
① 目的をはっきりさせる
ICTは
- 思考共有
- 整理
- 振り返り
など、目的を決めて使うことが大切です。
② 一度に多くのツールを使わない
授業では
ツールは基本1つ
にしています。
理由は
子どもが操作に疲れてしまうからです。
③ 紙とICTを両方使う
すべてをICTにする必要はありません。
例えば
- 最初はノートで考える
- そのあとICTで共有する
この流れが一番スムーズです。
ICT環境を整えると授業づくりは楽になる
ICTをうまく使うと
- 子どもの考えが見える
- 授業の流れが作りやすい
- 学びが深まりやすい
というメリットがあります。
そしてもう一つ大事なのは
教師の準備が楽になることです。
例えば
- 授業資料
- 子どもの提出物
- 振り返り
をすべてデータで管理できます。
そのため、私は
教員のICT環境も整えることをおすすめしています。
- 教員におすすめのガジェット
- 授業づくりが楽になるICT環境
- 教員のデスク環境
なども、別の記事でまとめています。
まとめ
教室でのICT活用は、
特別なことではありません。
大事なのは
子どもの思考をどう共有するか
という視点です。
今回紹介したツールは
- Jamboard
- Googleスライド
- Padlet
など、すぐに使えるものばかりです。
もし
「授業でICTをどう使えばいいか」
と迷っている方は、
まず1つのツールから試してみるのがおすすめです。
少しずつ使っていくうちに、
授業の景色が変わってきます。
おまけ|ICTを使うときに便利な教員ガジェット
教ICTを授業で使うとき、
実は ツールよりも環境の方が重要です。
私が実際に使っているものを紹介します。
① iPadスタンド
タブレットを机に置くと
- 画面が見づらい
- 操作しづらい
ということがあります。
スタンドがあると
- 角度調整
- 操作しやすい
- 板書を見ながら操作
ができて便利です。
おすすめ| |
② HDMIアダプタ
教室の大型モニターに
すぐ接続できるのでかなり便利です。
- iPad
- PC
- 書画カメラ代わり
などで使えます。
おすすめ| |
③ ワイヤレスマウス
学校PCのトラックパッドは操作しづらいことも多いです。
ワイヤレスマウスがあると
- スライド操作
- 資料作成
- 画面操作
がかなり快適になります。
小さなガジェットですが、
作業効率が大きく変わるアイテムです。
おすすめ| |
④ ワイヤレスプレゼンター
授業で地味に便利なのがこれです。
スライド授業で
- 前に行かなくていい
- 教室を歩ける
のでかなり使いやすいです。
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