教育DXを進める中で、私が一度立ち止まった理由ー前に進むだけがDXではなかったー

現場で進める教育DX
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ふと立ち止まる


教育DXに関わり始めた頃、私はとにかく前に進もうとしていました。

新しいツールを試す。
授業で活用する。
校内に広げる。

「できること」が増えるのが純粋に楽しくて、
もっと進めたいと思っていました。

でも、ある時ふと立ち止まる瞬間がありました。

ふと感じた違和感


ICT活用が少しずつ広がり始めた頃です。

授業でも使う。
校務でも使う。
研修でも紹介する。

忙しいけれど、充実している。
そう思っていました。

でもある日、授業後に強い違和感が残りました。

「今日の授業、うまくいったのかな」

ICTは活用できていた。
予定通りに進んだ。
トラブルもなかった。

それなのに、心に引っかかりが残りました。

“うまく使えた授業”と“良い授業”は同じか


その違和感の正体はここでした。

私はいつの間にか、
授業をこう評価していました。

・スムーズに使えたか
・計画通りに進んだか
・機能を活用できたか

つまり、
ICTがうまくいったかどうかで授業を見ていました。

でも本来見るべきは違います。

・子どもは考えていたか
・子どもは話していたか
・子どもは学んでいたか

当たり前のことに、改めて気づきました。

ICTが目的になりかけていた


振り返ると、少し怖くなりました。

「使うこと」が目的になっていたらどうしよう。

教育DXを進める中で、
本来の目的を見失いかけていたのかもしれない。

だから一度、立ち止まることにしました。

立ち止まって考えたこと


自分に問い直しました。

ICTを使う理由は何か。
使わない選択はあるか。
なくても成立する授業か。

そして出た結論は、とてもシンプルでした。

ICTは手段。

分かっていたはずのことを、
もう一度自分に言い聞かせました。

立ち止まったことで変わったこと


立ち止まったあと、変わったことがあります。

・使わない授業が増えた
・使う場面がはっきりした
・説明の仕方が変わった
・焦りが減った

不思議なことに、
ICT活用はむしろ安定しました。

進むために、立ち止まる。
必要な時間だったと思います。

教育DXに必要な「ブレーキ」


教育DXという言葉には、
前に進むイメージがあります。

でも実際には、
ブレーキも必要だと感じています。

・目的を見失わないため
・子どもを中心に戻すため
・方向を確かめるため

立ち止まることは、後退ではありません。

まとめ


教育DXを進める中で、一度立ち止まりました。

それは失敗ではなく、
方向を確かめる時間でした。

進み続けるだけでなく、
時々立ち止まる。

その繰り返しが、
教育DXを現場のものにしていくのだと思います。

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 日々の暮らしや子育ての中で、考えたこと・立ち止まったことを綴っています。

すぐに答えが出ないことも、書くことで少しずつ整理できる気がして、ブログという形を選びました。

 ICT機器やアプリ、デスク環境など、日々の工夫も記録しています。同じように、日々の忙しさの中で立ち止まりながら考えている方に向けて書いています。

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