学校に集まる期待
学校で起きることの多くは、
気づけば教員の仕事になっています。
学習指導はもちろん、
生活指導、保護者対応、行事運営、校内のさまざまな役割。
さらに近年は、
ICT、個別最適な学び、働き方改革、地域連携。
気づけば、学校に集まる期待は増え続けています。
その中で、ふと立ち止まることがあります。
教員は、どこまで抱え込むべきなのでしょうか。
「まず学校へ」という流れ
子どもに関わる課題が起きたとき、
多くの場合、最初に相談されるのは学校です。
学習のこと
友達関係のこと
生活習慣のこと
将来のこと
学校は、子どもが長い時間を過ごす場所です。
だからこそ、頼られるのは自然なことです。
けれど、相談内容は年々広がっているように感じます。
学校に集まり続ける役割
社会の変化とともに、
学校に求められる役割も増えています。
・家庭環境への支援
・福祉との連携
・地域との協働
・ICT活用の推進
どれも大切で、必要な取り組みです。
しかし、それらは新しく追加されていきます。
学校の役割は広がり続けています。
「できること」と「できるはず」のあいだ
教員は、できることが多い仕事です。
子どもと関わり、話を聞き、学びを支える。
その姿を見て、
「学校なら何とかしてくれる」
という期待が生まれるのも自然なことです。
そして気づけば、
「できること」が「やるべきこと」に変わっていきます。
抱え込むことは責任なのか
困っている子どもがいるとき、
できることがあるなら関わりたいと思います。
それは教員として自然な感情です。
けれど同時に、
すべてを抱え込むことが責任なのか、
という問いも生まれます。
一人で抱えることと、支えることは同じではありません。
境界線を引くことの難しさ
「ここまでが学校の役割」と明確に線を引くことは簡単ではありません。
子どもは、生活と学びを切り分けて存在しているわけではありません。
学習の背景には生活があります。
だからこそ、境界線は曖昧になります。
しかし、曖昧なまま広がり続けると、
抱え込む量は増え続けます。
抱え込まないために必要なこと
抱え込まないということは、
関わらないということではありません。
・チームで関わる
・専門家と連携する
・役割を分担する
学校の外にも、支援の専門家がいます。
学校の中にも、チームがあります。
一人で抱えないことが、子どもを支えることにつながるのかもしれません。
教員の仕事を問い直す
教員の仕事は、とても広く、意味のある仕事です。
だからこそ、役割は増え続けます。
けれど、そのすべてを一人で抱える必要があるのか。
その問いは、これからも考え続ける必要があります。
抱え込むことが責任なのではなく、
どう支えるかを考えること。
そこから、学校の役割が見えてくるのかもしれません。
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一つの問いから、また別の問いが生まれていきます。
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