教師は授業中に何を見ているのか-子どもを見ているつもりで、実は色々なものを同時に見ている-

15 授業づくりのリアル
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授業中、教師は何を見ているのか


授業をしているとき、

私は「子どもを見ている」と思っています。

ただ、あとから振り返ってみると、

実際にはいろいろなものを同時に見ていることに気づきます。

  • ノートを書いている様子
  • 手の動き
  • つぶやき
  • 教室の空気

授業中の視線は、

一人の子どもに固定されているわけではなく、

教室全体を行き来しています。

ノートの書き方から見えること


授業中によく見ているのは、

子どもたちのノートです。

ノートを見ていると、

  • すぐ書き始める子
  • 少し止まっている子
  • 友達のノートを見ている子

といった違いが見えてきます。

この様子を見ることで、

「今どこで迷っているのか」

「まだ考えがまとまっていないのか」

といったことを感じ取ることがあります。

つぶやきや小さな言葉


もう一つよく耳に入ってくるのが、

子どもたちの小さなつぶやきです。

「これってこういうこと?」

「ちょっと分からない」

といった言葉は、

とても大きなヒントになります。

発言として手が挙がる前の、

考えが動き始めた瞬間が見えるからです。

教室の空気


もう一つ見ているのは、

教室の空気です。

  • 集中している感じ
  • 少し迷っている感じ
  • どこか止まっている感じ

言葉では説明しにくいですが、

教室全体の雰囲気から

授業の流れを感じ取ることがあります。

その空気によって、

「もう少し待とう」

「ここで共有してみよう」

と判断することがあります。

授業は観察の連続


授業は、

説明をしている時間よりも、

観察している時間の方が長いと感じることがあります。

子どもの様子を見て、

少し待つのか、

問い返すのか、

共有するのかを考える。

その繰り返しの中で、

授業の流れが少しずつ形になっていくように思います。

おわりに


授業中、教師は

「子どもを見ている」と言いますが、

実際には

  • ノート
  • つぶやき
  • 表情
  • 教室の空気

など、

いくつものものを同時に見ています。

そうした小さなサインを感じ取りながら、

授業の流れを調整していくことも、

授業づくりの一つなのかもしれません。

まだまだ試行錯誤の途中ですが、

これからもこうした視点を大切にしていきたいと思っています。

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