「一斉」と「個別」を行き来する授業づくりの設計メモ-全体交流がうまくいかなかった日の改善ポイント-

16 授業づくりのリアル
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全体交流がうまくいかない日がある


授業の中で、

一人で考える時間をつくり、

そのあと全体で共有する。

この流れはよくある形ですが、

実際にやってみると、

全体交流が思ったように動かない日があります。

  • 発言がなかなか出ない
  • 同じ意見ばかりになる
  • 共有しても広がらない

そんな授業を振り返ってみると、

いくつかの共通点が見えてきました。

個別思考の時間が短すぎた


全体交流がうまくいかなかった授業を振り返ると、

多くの場合、

個別思考の時間が短かったことがあります。

問いを出したあと、

  • 少し書いたらすぐ共有
  • 数人の発言で次へ進む

という流れになっていると、

子どもたちの考えがまだ十分に形になっていません。

その状態で全体交流に入ると、

発言が出にくくなることがあります。

考えを言葉にする準備が足りなかった


もう一つ感じるのは、

考えを言葉にする準備です。

個別思考の時間があっても、

  • ノートに言葉で書いていない
  • 途中までしか考えていない

という状態だと、

全体交流の場面で

言葉にするのが難しくなります。

最近は、

「自分の考えを一文で書く」

という時間を少しだけ取るようにしています。

それだけでも、

交流の場面が動きやすくなることがあります。

いきなり全体交流にしない


全体交流が動きにくいとき、

小さな共有の場を挟むことがあります。

例えば

  • ペア交流
  • 近くの人とのミニ交流
  • グループでの確認

こうした時間を入れると、

子どもたちの言葉が少し整理されます。

そのあと全体交流に入ると、

発言が出やすくなることがあります。

授業は「行き来する構造」


最近は、授業を

  • 個別思考
  • 小さな共有
  • 全体交流

という行き来する構造で考えることが増えました。

一人で考える時間だけでもなく、

いきなり全体交流でもなく、

少しずつ

考えを広げていくような流れです。

この構造を意識するようになってから、

全体交流が動きやすくなった気がしています。

おわりに


全体交流がうまくいかなかった授業を振り返ると、

  • 個別思考の時間
  • 言葉にする準備
  • 小さな共有の場

といった部分が

大きく影響していることに気づきました。

授業は毎回同じにはなりませんが、

こうした振り返りを積み重ねながら、

少しずつ授業づくりを続けていきたいと思っています。

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