【問いを“回収しない”授業は成立するのか】
授業は問いを回収しなければならないのか
授業を考えるとき、
最初に問いを立てて、
最後にその問いを回収する。
こうした流れを意識することが多いと思います。
実際、授業のまとめでは
- 今日の問いに答える
- 学んだことを整理する
- 結論を確認する
といった形で
授業を終えることがよくあります。
ただ、授業を振り返る中で、
ふと考えることがあります。
問いを回収しない授業は成立しないのだろうか。
回収しようとすると急いでしまうことがある
授業の終わりが近づくと、
「そろそろまとめないと」と思うことがあります。
問いを出している以上、
その答えを整理して終わりたい。
そう考えるのは自然なことだと思います。
ただ、時間を意識しすぎると
- 発言を急がせてしまう
- 教師がまとめてしまう
- 考えが広がる前に終わってしまう
ということもあります。
問いを回収しようとすることで、
授業の流れを急いでしまうことがあると感じることがあります。
子どもの中に問いが残ることもある
授業のあと、
子どもたちの様子を見ていると、
「まだ考えているんだな」
と思うことがあります。
- ノートを見直している
- 友達と話している
- もう一度教科書を読んでいる
問いに対する答えが
その場で完全に整理されなくても、
子どもの中で考えが続いていることがあります。
そうした様子を見ると、
問いがそのまま残る授業にも意味があるのではないかと思うことがあります。
授業の終わり方にはいくつかの形がある
もちろん、
問いを整理して終わる授業も大切です。
ただ、授業の終わり方には
いくつかの形があってもいいのかもしれません。
例えば
- その日の考えを共有して終わる
- まだ続く問いとして残す
- 次の学習につなげる
授業の目的によって、
終わり方も変わってくるように感じています。
問いを残すという終わり方
問いを回収しない授業は、
「終わっていない授業」に見えるかもしれません。
でも、
- 子どもが考え続けている
- 次の学習につながる
- 学びが止まっていない
という状態なら、
それも一つの授業の形なのかもしれません。
おわりに
授業の終わりには、
問いを回収して整理することが多いと思います。
それも大切な形ですが、
- 問いを残す
- 次の学びにつなぐ
という終わり方も
ときにはあってよいのかもしれません。
授業づくりを考える中で、
問いの扱い方についても
これから少しずつ考えていきたいと思っています。
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