【良い発問だったはずなのに、子どもが動かなかった理由】
発問を考えることは、授業づくりの大切な時間
授業を準備するとき、
発問を考える時間はとても大切です。
「この問いなら考えが広がるかもしれない」
「ここで問いを出すと議論が動くかもしれない」
そんなことを想像しながら、
授業の流れを組み立てていきます。
実際、教材研究の中でも
発問を考える時間は大きな割合を占めています。
それでも、子どもが動かないことがある
準備した発問を授業で出してみると、
思っていたような反応が返ってこないことがあります。
- 発言が出ない
- ノートを書く手が止まる
- 教室が静かになる
「良い問いのはずだったのに」
そんなふうに感じることもあります。
問いが難しいわけではなかった
あとから授業を振り返ると、
問いそのものが悪かったわけではないこともあります。
むしろ、
- 教材とのつながり
- 学習の流れ
- 子どもの理解
を考えると、
自然な問いだったようにも思えます。
それでも、
その場では子どもの思考が動かなかった。
この違いはどこにあるのだろうと
考えることがあります。
考えるための材料が足りていなかった
振り返ってみると、
子どもが動かなかった授業では、
考えるための材料が足りていない
ことがあります。
例えば
- 教材の読み取りがまだ浅い
- 具体的な場面を共有していない
- 根拠になる部分を確認していない
そうした状態で問いを出すと、
子どもは考えようとしても
手がかりが見つからないことがあります。
考える時間が短かった
もう一つ感じるのは、
待つ時間です。
問いを出したあと、
- すぐに発言を求める
- 反応がないと次に進む
という流れになると、
子どもが考える時間が十分にありません。
問いが良くても、
考える時間がなければ
思考は動きにくいのかもしれません。
問いは一つの場面で生きる
最近は、
発問そのものよりも、
問いを出す場面
を意識することが増えました。
- どのタイミングで出すのか
- どんな材料を共有したあとか
- 個別思考の時間はあるか
同じ問いでも、
場面が変わると
授業の動き方が変わることがあります。
おわりに
授業のあと、
「問いがよくなかったのかもしれない」
と思うことがあります。
でも振り返ってみると、
- 考える材料
- 待つ時間
- 問いを出す場面
といった要素が
大きく影響していることに気づきます。
発問は大切ですが、
それだけで授業が動くわけではありません。
授業の流れの中で、
問いがどんな役割を持つのか。
これからも、
一つ一つの授業を振り返りながら
考えていきたいと思っています。
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